日本のふとんの側地はなぜ派手なのか?

ふとん屋さんのネットショップを見てて、なぜふとんの側地は色んな柄があるんだろう?どうせカバーで隠れちゃうのに(^_^;)

と思ったことはありませんか?
私思ってます(笑)
ふとんのカバーを選ぶのにも迷うのに側地なんて選んでられないわ(^_^;)と。

ふとんは昔は綿がほとんどでした。
第2次世界大戦の前まで、ふとんは中綿だけ購入し、各家庭で作ってたんですね。

ここまで書けばおわかりになりますね。
そう!昔は着物で生活していたからふとんを作るときや打ち直しの時には、お古の着物を使ってふとんの側地に使用していたのです。

第2次大戦後は洋装の人が増え、お古の着物も減って来てその頃から洋風のプリント柄を使った「洋風柄のおふとん」が主流になって来ました。
それでもカバーやシーツはまだまだ「白」でしたが、最近ではカバーの色柄を楽しむ人の方が多くなりました。
現在では、「和柄のおふとん」を買う人はめっきり少なくなりました。

それでもたまに年配の方から、古い着物を使って打ち直しができないかと言われることがありますが、もちろんできます。

「ゆのし」

という作業が必要ですけどね。
昔(^_^;)、古いセーターを解いてやかんや鍋の蒸気に充てて、毛糸のしわを伸ばすお手伝いをしたことはありませんか?
(そのお手伝いをした事がある人は私と同年代ですね(笑))

「ゆのし」もそんな感じです。
着物に蒸気をあてて柔らかくしたり、しわをのばしたりしてふとんの側地に使うことができるのです。

それに対し欧米では着物文化はありませんし、洋服をふとんの側地に使おうという考えなんて鼻っからありません。
どちらかというとパッチワークにしてベッドカバーを作ります。

ですから、欧米の掛けふとんの側地は昔から生成りが多いです。
カバーやベッドカバーなどで柄を楽しんでいたんですね。

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