テニスを始めたのは結婚後なので、ちゃんとしたスクールには通った事がなく、名古屋市主催の10回コースとか、フリーのコーチに手ほどきを受けたりしながら覚えた。
ただでさえテニスは上達するのに時間がかかるスポーツと言われているので、30からの手習いではなかなか上手くならない。
しかも継続しているわけではなく、数年単位での休息期間もある。
それでよく見ず知らずのテニスオフにたった一人で乗り込む、いや参加申し込みをしたなぁと自分でも驚く。
ひとつには30代前半からパソコン通信にのめりこみ、人見知りの私がオフの味を覚え(^^;、のめりこんでいった経験があるからだと思う。
それともうひとつは、「人」との出会いに恵まれていたからだろうと思う。
パソコン通信の時は、パソコンが全く使えなかった私によってたかって、多くの人たちがパソコンの楽しさを教えてくれた。
テニスも同じように、人に恵まれた。
今、参加している主催者の方が他の人だったら恐らくこの年でテニスを再開し継続は出来なかっただろうと思う。
そういう参加者さんがもう一人いて、ふたりして
「○○さんのオフがなかったら、この年でテニス再開なんか絶対できなかったよね~」という感謝の念を話した。
もうひとりの人なんか、お子さんに
「おかーさん、よくそんなへたくそで全く知らない人達のレベルもわからないグループに申し込みできたよね。」
と呆れられたと話していた。
ほんとに冷静に考えれば、私だって身の程知らずもいいところ。
でも、パソ通の時もそうだったけど。
雰囲気がとても
「ウェルカム」
モードである事を実感できたのである。
そんなことを、テニスの主催者さんに話したら、
「私は、上手な人は初心者の人と遊んであげることが大事だと思う。上手な人が初心者相手にショットを決めて何が楽しいのかと思う」
というような事を話された。
ほんと、いい人にめぐりあえて良かったなぁと思う。
主催者さんがそういうスタンスだから、自然に似たような考えの人が集まってくる。
だから、上手な人ばかりなのに段違いにへたくそな私が入っても、オフ終了後の掲示板には、「癒しのショット」などと書いてくれたりする。
自分で書いててこっぱずかしいが(笑)
楽しく続けることができるのでほんとにありがたい。
平日昼間は年配の男子が多い事も影響していると思う。
女子の私が言うのもなんだけど、女子には、この「遊んであげる」という感覚がない。
もう自分のテニスでいっぱいいっぱい。
平気でストレートや前衛での逆クロスで責められるから気が抜けない。
趣味なのに、いつでも本気なのだ(^^;
まぁ、そんな感じで。
テニス、楽しくやってます。
脱臼後、次男には復帰を大反対されましたが。
最近は観念したようです(^^;
テニスやめさせたきゃ、孫を作ってくれ!(爆)