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宇多田ヒカルの8年ぶりのNew Album。
メッチャいい!

今回は全米進出は特に意識していないのに、本人もビックリの大ヒット。最高3位まで行ったとか!

浜崎あゆみとかELTの持田香織とか。軒並み声が出なくなってTVに出るとかわいそうな位なのに。
ヒッキーの歌声が劣化していないことにまず驚き。

そういえば、華原朋美は色々問題を何度も起こしながらそれでも発声練習をし直したという事で、浜崎あゆみや持田香織よりは声出てます。

話を戻して。【fontome】

気の利いたレビューが書けなくて申し訳ないのだけれど。
するめみたい(^^;に聞けば聞くほど、味わい深くなるアルバムです。

惚れた晴れたの曲はわかりやすく、すぐに好きになって何度も聞いてしまうのですが飽きやすい。反対にこのアルバム曲は最初数回聞いただけではパッとしない感じでした。

ところが車の中でずっと流していると、奥の深い歌詞のひとつひとつが心に沁みわたってくるようになって。
ヒッキーが込めた想いが伝わり、私の想いも入り混じって一言では言い表せない感情が沸き起こる。

このアルバムは自殺したお母さんへの想いがメインとなっていて。
そのつらい気持ちが少しだけわかる。
私には20数年前に自殺したママ友がいた。
その前日にそのママ友から電話がかかって来て、何気ない会話を交わしたあと、彼女は飛び降りた。

彼女は何か私にメッセージを伝えたかったのではないか。
何か救いを求めていたのではないのか。
私があの時、何かを感じていればもしかしたら防げたのではないか。
と、自分を責めた。

自分とかかわりのある人が自殺したら、きっと誰もがそう思って後悔の念に苛まれると思う。
ましてはヒッキーはお母さん。
つらかっただろうな。
このアルバムを出すまで。

いや、今でも自分が救えなかったと責める日がまだあるに違いない。
だから、自殺で親を亡くした子どもたちに多額の寄付をしているというのもせめてもの慰みなのかも。

♪いつになったら悲しくなくなる 教えてほしい♪

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