買って良かった。
普通の書評と違って読みやすい。
あらすじは控えめで、キョンキョンの思いやエピソードなどが添えられていて誰かがレビューで書いていたけど、上質な随筆集という表現がぴったり。久世光彦プロデューサー曰く「読みたくなる書評」に異議なし。
私も最近は、読んだらなるべく読書メーターにレビューを書くようにしているのだけれど、意外と難しい。
更にキョンキョンの場合は、10年間毎週1冊の本を読み書評を書く。書くだけではなく編集者のチェックまで入るのだから、さぞかし大変だっただろう。
「もう私はバカだからこれ以上は無理」とキレた事も隠さない。
そりゃ言いたくもなるでしょう。
新聞に載せるのだから編集者のチェックも厳しかったでしょうし、毎週だから締切だってキツイはず。
でも、97冊の本が紹介してあるのだけれど、読んだことがあるのはほとんどなく。映画やTVドラマ化されたものが何冊かあるだけ。
読書メーターのレビューでも、そういう人が多く、結構知られていない本が多い。
それなのに、読みたい本に付箋を付けすぎてしまい、ついには途中から貼るのを止めてしまった。読みたくない本に付けた方が良いくらい。
絶対読まないだろうと思ったのは、
キョンキョンも無類の猫好きで、書評にもちゃんと
「猫が好きな人だけ共感してください」とか
「猫好きにしかわからない本かもしれません」とことわりがある。
今でも猫好きな友達とお酒を飲みながら、好きな猫を選んでるんだそう・・・
うーーん。猫アレルギーを克服する為に読んで・・・・
いや、やっぱりいい(^_^;)
かろうじて、「猫鳴り」だけは挑戦してみようかと。。。