私は普段から「人吉・人吉」と何かと口にしているらしいので、親しくお付き合いさせて頂いている人は私が熊本出身であることはよく知ってもらっている。
そんな中、4月14日21時過ぎに起きた「熊本地震」が起きた事で、たくさんの方から実家を心配頂いた。
改めてご心配頂いた方々にお礼申し上げます。
幸い今日現在、実家は実害こそないものの、人吉は山に囲まれた盆地。
国道も列車も山沿い・川沿いを走っているので(列車ファンには、山線・川線と呼ばれている)、交通止めになっている事が多く、陸の孤島と化している。
妹は荒尾市に住んでいて、スーパーなどは既に買いだめされて品物はなく、頻繁に震度3~4の地震が頻発していて夜もぐっすり眠れないと言っていた。
遠く離れていても何もできない。
ただただ、静かに過ぎ去って欲しい。
最初の震源地であった益城町(ましきまち)には、高校の時の仲良し五人組の一人である、「綾ちゃん」が住んでいる。
五人組の中のもう一人「たかよ」は中学校から綾ちゃんと一緒なので、たかよから「綾ちゃんと連絡がとれない」と連絡が来て、あとの3人とも連絡を取り合っているが未だに安否がわからない。
ただこの綾ちゃん、筆不精というか。
この五人組で唯一、年賀状が滞りがちだったのである。
他の4人、特に私などは名古屋に来てから住所が6回・携帯も4回変わっているが小まめに連絡しあって連絡先を更新し続けているが、綾ちゃんだけは滞りがちだった。
今回に限ってはあわよくばほんとは引っ越していて、連絡し忘れているのだと思いたい。
今回、私は不本意ながら携帯の番号が変わってしまった。
メアドも変わらないし、LINEもあるし。
電話も母と仕事先の人しかかかってこないからと、この仲良し四人組にも連絡してなかったのだが・・
たかよから連絡が来たのは、古い番号宛だった。
毎年、年賀状も今年こそはやめよう、今年こそはやめようと思いながら出しているのだけれど。
やっぱり、細く長くいろんな方法で繋がっていたほうがいいのかな。