毎日触れるもので人は作られる

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こちらも、「漂砂のうたう」と同じく時代小説なのですが。

久々におもしろかった!
これは読書メーターで私の気にいってる本を登録している人のおすすめから選びました。

「銀二貫」

タイトルからはどんな話なのか想像がつきません。でも読み始めてすぐにお金のことだとわかります。

気持はもう番頭さんと常に同じ。

「えぇ~~~」「えぇ~~~」「ええ~~」 の連続。

そして、最後に番頭さんが放つ一言。

「ほんに安うて、ええ買い物でおました」

人は毎日触れる人物・食べ物・環境・本・音楽・景色・。。。etc
で、できているんですね。
いい物に触れて暮らすのはすごく大切な事だと思います。

「銀二貫」にはこの言葉がぴったり。

けは人の為ならず 

人に親切にすれば、その相手のためになるだけでなく、やがてはよい報いとなって自分にもどってくる、ということ。誤って、親切にするのはその人のためにならないの意に用いることがある。


これで俄然、高田郁さんの「みをつくし料理帖」シリーズが楽しみになって来ました。

「みをつくし料理帖」はどれから読めば良いのでしょうか?

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