今年はまだ梅雨が来ないのに、もう夏のような暑さ。クーラーをつけて寝るにはまだ早いので、シーツを麻の敷パッドに替えました。
ニトリのNクールも使ったことあるのですが寝始めは冷たく快適なのですが、汗をかいたとき時に気持ちが悪く、また寝返りをしないと段々あったまってくるのです。きっと熱が逃げないからでしょう。
暑い時に人が快適さを感じるための生地の条件は、皮膚温を上昇させないことです。温度32℃、湿度50%がその限度であり、これを超えると不快感が生じます。麻は保温性が低く、放熱性に優れているため、暑い気候に適しています。昔から日本の暑い気候に合わせて、麻素材の衣料や寝具が利用されてきた理由も分かります。寝具においても麻素材は快適な眠りをサポートしてくれるとされています。
「ジェル入りパッド」や「冷却マット」と言った化学製品ですが、国民生活センターによると、「蒸し暑い室温30℃の環境下では、冷たく感じるのは最初の30分程度であり、長時間の効果は期待できない」と公表しています。