10/23日まで開幕されている「あいちトリエンナーレ」
私は毎朝、ローカル番組の「ドデスカ」を見ているせいか連日取り上げられるのでちょっと気になっていました。
とは言うものの芸術には疎いわたし。
一人で出かけていく勇気はない。
ちょうどいい具合にお友達が名古屋に来ているとの連絡を受け、相手に意向を尋ねることなく(^^;、心は「よし!トリエンナーレへ行こう!」と(笑)
見たかったのは、
大巻伸嗣のインスタレーション作品《Echoes Infinity―永遠と一瞬》
という作品。
10/11から作品の上を歩くことが許可されたので、行って来ました。
「[‥‥]自分を見つめ直すために始めた作品で、文様や花が描かれた空間を意識的に踏みしめた軌跡によって、”今”という時間を再認識して未来に向かえるんじゃないかと。
個から始まる木霊だったので《Echo》というタイトルにしたんです。
その後、2005年に《Echoes-Infinity》と複数形にして世界各国で展開してきました。その過程でまたいろいろな思いを抱えていたんですが、東日本大震災が起こって、考えてきたことが一瞬にして流されて、消えて。
その中で、それをもう一回再生したいという気持ちに、なかなかならなかった。それで、”見えなくなった存在”や”死”を問う作品ばかりを制作してきたんですが、もう一度未来のために《Echoes-infinity》をやらなければならないと思っていたところでした。」
(「あいちトリエンナーレ2016公式ガイドブック」より)
芸術作品の上を歩くというちょっとした罪悪感を感じながら、そ~~っとゆっくりと丁寧?に歩いて来ました。
参加型の芸術作品という事で、仕上がりは作者の意図通りに出来上がったのでしょうか。気になります。
同じフロアーには他にも芸術作品がたくさん展示してありましたが、やはり私にはまだまだ理解できない作品も多く(^^;、
他には芸大の女の子たちのグループだったのでしょうか。全員ベレー帽をかぶっていたのが印象的でした。