縦の列、横の行、はい一列に並んで!

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バスの添乗員に
「9列目に座って下さい」と言われた。
9列?と言われてピンと来なかった。
だってバスは4列だったし、第一9列もあるバスなんて見たこともないし、想像もつかない。

そう思って「9」の所に座った。
すると「お客様、座席が違います」と言って、「こちらの用紙に書いて差し上げたと思いますが」と言って面倒くさそうに横方向に手を伸ばしながら、「1、2、3…」と数え方をレクチャーした。

さすがにExcelのように一行、二行と数えろとまでは言わないが。
それってヘンじゃない? と言いたくなったのをぐっと我慢した。
横方向に向かって、一列、二列と数えるのにはすごく抵抗がある。


職業病かなとも思ったけど。

体育の授業では確か「一列に並んで」と言われたハズ。
バス会社のサイトだって、車内の説明に「座席は三列のゆったり席」とか「四列」などと書いてあるではないか!
明らかに添乗員の知識不足だと思うのだが。


別に私はそこを責めているわけではない。

めんどくさそうに、数え方をレクチャーしたあの態度が不愉快だったのである。きっと私が「PCのインストラクター」だと職業を明示していれば態度はまた違ったのではないだろうか。

Excelの授業をしていて、「列」と「行」を説明しだすと毎年数人が「どっちがどっちだかわからなくなる」というので、

「列」という漢字の部首は、”りっとう”
“りっとう”の中には、縦方向に直線が2本あるから「列」は縦方向だと覚えると良い。

「行」という漢字には(部首ではない方)には、横方向に直線が2本あるから、「行」は横方向だと覚えると良い。

もしくは、「縦の列」「横の行」と暗記すると良い。

と説明している。

でもまぁ、バス車内の場合、1列、2列に関しては合っていると思うけれど、さすがに座席を1行、2行と数えるのもそれはそれで違和感がある。

座席の場合は、横方向は「1番、2番」と数えるのが妥当だと思う。

ちなみに、この添乗員は、私の席は「ドア、窓側、9列目」と説明した。
2列目の人は「ドア、通路側、〇列目」
3列目の人は「運転手、通路側、〇列目」
4列目の人は「運転手、窓側、〇列目」


なんかややこしい。中高年向けにそうしたのか?
「1列目の〇番」とした方が万人にわかるだろうに。。。
新幹線だって飛行機だって、確かそうなっていたはず。


バス会社の方針なのか、添乗員の独自のやり方なのか。
ちょっと意味不明で不快な体験だった。

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